2021/12/24
様々な現場で重要なデータとなるのが温度と合わせて、湿度もしっかりチェックが行われる場合が多いです。一般家庭でも時計と合わせて、温度と湿度が表示される機器も多く販売されています。普段の生活で湿度を把握することで、乾燥具合を把握でき健康面対策なども含めて様々な対応につなげる事が可能です。ただし湿度を測るための機器にも種類が多く、計測する仕組み自体にも違いがあるので理解した上で選ぶ事がポイントとなります。
まず湿度計のセンサータイプとして、電気抵抗式と静電容量式の2種類があります。湿度計センサーで電気抵抗式を選ぶ場合、特徴として構造自体が簡単なタイプなので安価で手に入りやすいとい点が魅了です。多くの機器を一度に使用したい場合などは、よりコストを抑えて湿度計を使用する事が出来ます。ただし原理的に湿度20%以下は測定できないので、使用する場所は選ぶ事が必要です。
次に湿度計センサータイプとして、静電容量式があります。湿度を測定する上で応答速度がとても速いので、直ぐに必要な情報を知る事ができるのが大きな強みです。また低湿度もしっかり測定する事が可能となりますが、仕組みとしてノイズに弱いという特徴があります。そのためノイズによるずれを防ぐために、ケーブルなどが太くなってしまう傾向が強いです。
湿度を測定するためのセンサー機器を選ぶ上で、それぞれの特徴を把握してより利用しやすい方を選ぶ事がポイントといえます。