2021/12/24
２年以上にわたり、コロナウイルスに人類は苦しめられてきています。最近ではワクチン接種が進み予防対策が進められてきていますが、感染後の症状の見方はPCR検査を使用すれば確実にわかりますが、見た目では判断することができません。見る人をPCR検査していては、混雑の原因です。そこで効率のいい判別方法が体温チェックになるのです。
以前の体温計は、脇の下に挟むか口の中の体温を測る方法しかありませんでした。直接、温度計が体に触れるためコロナウイルス対策には二次感染のリスクが多くありました。そこで使用されたのがセンサー温度計です。センサー温度計は、直接体に触れることがなく体温を測ることができます。
以前の体温計と違いデータ管理もできますので遠隔操作も可能になりました。一般的な体温計と違い、少ない時間で温度を測ることができることも魅力の一つです。しかし、人間の体は寒いと感じた時には、一番必要な個所を温めようとする傾向にあります。手先や足先は生きるためには必要ないと脳は認識するため、熱を与えなくなります。
冷えた手足にセンサー温度計を使用しても正確な温度を測ることができなくなるのです。その点体温計は、いかなる時も正確な体温を測りますので信頼が厚いのです。人間は、正常な状態の人が同じ環境にいる場合、身長体重などの体格の差はありますが、体調不良の人間と比べると体温差は一目瞭然です。最終的には、人の目で体調を管理することが一番になるのです。
