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優秀な食品の衛生管理手法であるHACCPについて

time 2021/11/24

優秀な食品の衛生管理手法であるHACCPについて

HACCPは、危害要因分析と重要管理点という2つの概念で構成された食品の衛生管理手法です。この衛生管理手法はアメリカで宇宙食の安全性を確保する目的で開発されましたが、世界中で多くの食品関連企業が採用しています。包装から出荷までの段階で一部の製品に対する抜き打ち検査を行うよりも、効果的に不良品の出荷を防ぐことができます。この衛生管理手法は非常に優秀なため、2021年6月には日本でも全ての食品関連企業に導入と運用が義務付けられています。

以前の食品業界では、包装から出荷までの段階で一部の製品に対する抜き打ち検査を行うのが主流でした。大量生産される製品の全てを検査するのは難しいため抜き打ち検査が行われていましたが、HACCPを導入すれば効率的に全製品の衛生状態を管理できます。この手法では原材料の仕入れから出荷までの全段階を細分化してリスク管理を行います。加熱や冷却など特に重要な工程は重要管理点と呼ばれ、連続的かつ継続的な監視と記録が行われます。

全ての工程を細分化して管理するため、万が一トラブルが起きたとしても素早く原因を明らかにできるというメリットがあります。HACCPでは微生物や化学物質、異物などの危害要因が健康に与える悪影響を予測して効果的な管理方法を定めます。事業所全体でチームを結成して取り組むので全スタッフの衛生管理に対する意識が向上し、製品の品質や生産性を高めることができます。企業の社会的な評価を高め新たな取引先を獲得する上でも、HACCPは重要な役割を果たしています。

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