温度計センサーの仕組みを知りたい

信頼性の高いネットワークを構築

湿度計の要ともいえるセンサーのタイプと注意点

time 2022/01/06

湿度計の要ともいえるセンサーのタイプと注意点

湿度計は温度計と一体型になっているもの、湿度を測定する機能が独立している製品など様々なものが存在しています。大半の市販商品はセンサーが内蔵されていますが、中には外付け可能で2点を同時に測定したり、屋内と屋外の湿度差が分かるものもあります。湿度計にも温度計と同様にアナログ、デジタルの2タイプがありますが、外部センサーを用いるタイプは後者のデジタルに分類されます。デジタルの湿度計は、センサーが感知した空気中の水分量を元に電気抵抗から湿度を算出したり、静電容量の変化を用いるものに分けられます。

いずれもセンサーが命で破損は致命的ですから、壊さないように正しく使うことが大切です。湿度計は極端な乾燥状態や高湿度下に置かないこと、短時間に目まぐるしく変化する環境で使用しないことも基本となります。熱風が当たったり、水が氷るような温度環境も湿度計には良くないので、ストーブの付近や冷凍庫内は避けるのが無難です。結露が発生する温度差、霧吹きのようなスプレーが掛かるのも狂いの原因ですから、冷え切った屋外から暖かい部屋に持ち込んだり、スプレー容器を使用する際には注意をおすすめします。

環境を測定する機器は、狂いが生じてもすぐに気がつかないことがあるので、普段から予備を用意して定期的に見比べる確認をすると安心です。外付けタイプならセンサーを交換するだけで使えるケースもありますが、内蔵タイプは校正できない限り使い捨てで買い替えとなりますから、長く使いたいなら外付けか校正可能なタイプが狙い目です。

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