温度計センサーの仕組みを知りたい

信頼性の高いネットワークを構築

センサーを利用した温度計について

time 2022/02/24

センサーを利用した温度計について

現代社会は近代技術が発展し、いろいろのもののオートメーション化が進んでいます。そのようなことから、色々な状況の検知もこの中に取り込んで制御を自動的に行うということが盛んになっています。そのような際、重要となってくるのがセンサーです。センサーには様々なタイプのものがありますが、ここでは最も多く利用されていると考えられる温度センサーについて紹介します。

温度センサーとは、温度によって物性が変わる事を温度計に利用しようというもので、温度管理の際には大変重要なものとなっています。いくつかのタイプがありますが、最も多く用いられているのは最後に述べる半導体を用いたものです。精密なものでよく知られているものに、熱電対を用いた温度計があります。熱起電力の差を利用するもので大変精度は高いのですが、基準となる零点を作る必要があるので設備的には簡便になりません。

その他に、温度計に利用されるものに白金抵抗体があります。精度そのものはかなり良いのですが、白金を用いるということでどうしても価格が高くなり、工場などで使用するのにはあまり向きません。温度計として最も多く用いられる素子に半導体があります。これは半導体の電気的な性質が、温度とともに変化するということを利用したものです。

電子回路との馴染みが良いので、また価格を安くすることができるので非常に多く利用されています。大きさを小さくすることも可能ですので、小さいデバイスなどにも組み込まれています。

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